① 3DCGデザイナーに必要なスキル
コミュニケーションが大事!
今のあなたにとっての3DCGを学ぶ最良の方法を考えるために
3DCGデザイナーに必要なスキルは何かというところから始めてみましょう。
ゲーム制作、映像制作は、チームで仕事をします。
3DCGデザイナーとして仕事をするということは
ソフトを使いこなして制作するだけでなく、チーム制作に参加するということです。
チーム制作に参加するということですから、
報告、連絡、相談がしっかりできるようなコミュニケーション力がとても重要なんですね。
必要なスキルをもっと分解して考えてみましょう。
・3DCGソフトを使いこなして雇い主や依頼主が求めるものを作ることができる。
・自分の担当分の仕事がいつまでに終わらせられるのかスケジュールを立てることができる。
・自分の担当分の仕事をスケジュール通りに遂行し、納期までに仕上げることができる。
・納期までに間に合いそうにない場合は、上司に相談することができる。
・指示書、仕様書を理解し、その指示通りに制作することができる。
・わからないことを質問して確認することができる。
・進捗を報告することができる。
・何かあった時には、すぐに連絡することができる。
・使ったことがないソフトを独学で習得することができる。
これにプラスして、以下のスキルもあれば理想的です。
・ソフトの使い方や仕事の進め方などを他の人に教えることができる。
・業務に必要な情報を他の人に提供し、共有することができる。
・チーム全体の進捗や人間関係に気を配ることができ、改善案があれば提案することができる。
まだまだいろいろあると思いますが、これくらいにしておきましょう。
コミュニケーションに関わることが多いなあと思いましたか?
逆に就業経験がある人は、そんなこと当たり前じゃないかと思ったかもしれません。
3DCGデザイナーも一職業人です。
3DCGソフトを使って仕事をするということ以外は、
人と関わって報酬をいただく以上、他の仕事とそんなに変わりはありません。
今のあなたに足りないと思われるスキルはどれでしょうか?
ちなみに、デザイナーとして最も大事だと思われるセンスや才能については
今回、意図的に省いています。
それについては、また別の機会に書きたいと思います。