② 3DCGデザイナーとして仕事に就くには
業界未経験者の場合は、
「3DCGデザイナーに必要なスキル」の全てが備わっていなくても仕方がありません。
特に、自分の仕事をいつまでに完成させられるのかを見積もることは難しいと思います。しかし、未経験者であっても
3DCGデザイナーの仕事に就くためには、最低でも以下のスキルは必要です。
① 3DCGで、一定水準以上の制作ができる。
② 指示の内容、意図を理解し対応できる。報告、連絡、相談ができる。これらのスキルを企業の人に認めてもらえれば仕事に就くことができます。
そして、これらのスキルを認めてもらうためのツールがポートフォリオであり、面接なのです。
企業によっては、本採用の前に見習い期間、研修期間がある場合もあります。ただし、まずは、①のスキルを認めてもらうことが先決です。
その上で初めて②を見てもらえます。
ポートフォリオのクオリティが一定の水準をクリアしていて初めて面接に呼んでもらえると思ってください。
ポートフォリオとは、自分のスキルを見ていただくための作品集のことです。
静止画作品を収録した冊子やファイルや動画作品を収録したDVDという形態になることが多いです。
pdfファイルなどのデジタルデータで見ていただくこともあります。学校に通う場合でも、オンラインスクールや独学の場合でも
ポートフォリオのクオリティをいかに高くするかということが最大の目的であると思ってください。では、ポートフォリオには、どのような作品を入れたらよいのでしょうか。
それを考えるには、3DCGデザイナーの仕事についてもっと知る必要があります。
3DCGデザイナーとひとことで言っても、いろいろな仕事に分かれています。
具体的にどのような仕事があるのか調べてみてください。そして何よりも、あなたが何をしたいのかをよく考えてみてください。