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MAYA初級講座 ポリゴンを編集するメニュー⑪(Bridge)

3DCGソフトMAYAを勉強しはじめた初心者を応援するブログです

· MAYA初級講座,ポリゴンを編集するメニュー

どうも秋山です。

ブログを始めて3カ月が経ちました。翌朝になることもありましたが、毎日更新することができました。アクセスもちょっとずつ増えてきています。皆様のいいねが大変励みになっております。いつもありがとうございます。

では、MAYAの学習を始めましょう!

Bridge

いつものように、Bridgeというメニューについてノーヒントでさぐっていきましょう。

Bridgeというのは、橋とか橋を架けるという意味ですね。

メニュー名から予想すると、橋を作るっぽいですよね。でもどこにどんな橋を作るんでしょうね。

とにかくいじってみましょう。

もうオブジェクトを出しましょうとか、なにを選択して実行しましょうとか書きませんよ。自分で考えていじってみてくださいね。

Bridgeへのアクセスの仕方を書いておきますね。

UI上部のメニューからアクセスしてください。

Edit Mesh→Bridge □を実行してオプションを表示してください。デフォルトの設定にしてから、実行してみてくださいね。

MAYA Bridge

橋を架けることができるのかためしてみてください。

意味がわからないかもしれませんが、わからないなりにいじってみてください。失敗したっていいですよ。

これは、どういう機能なのか、どういうふうに使うのか考えてみてくださいね。

では、解説していきますので、一緒にいじっていきましょう。

後で他の人に教えるつもりで学習を進めてくださいね。

File→New Sceneを実行して、新規シーンにしてください。

Create→Polygon Primitives→Planeを実行してください(pPlane1)

次の画を参考にして、フェースを選択してください。

MAYA Delete Face

Deleteキーを押して、選択したフェースを削除してください。

離れてしまったボーダーエッジをくっつけようと思います。

エッジ選択モードにしてください。

MAYA Delete Face

向かい合うエッジを選択してください。

真正面でなくてもいいです。

MAYA Select Edge

メニューからBridgeを実行してもいいのですが、今回は、マーキングメニューを使ってみようと思います。

Shiftキー+RMBでマーキングメニューを表示して、Bridge □を実行してオプションを表示してください。

デフォルトの設定にして、実行してください。

MAYA Bridge

間に橋を架けるようにポリゴンができました。

次の画は、MAYA2017以降の場合です。

MAYA Bridge

MAYA2016以前では、次の画のようになります。

エッジが5本追加されて、分割されています。

MAYA Bridge

CBのINPUTS欄にあるヒストリー(polyBridgeEdge1)の文字の部分をクリックしてアトリビュートを表示してください。

Divisionsの値を変えてみてください。

MAYA Bridge

Divisionsの値をいろいろ変更して確認したら、最終的には、0に設定してください。

分割がなくなりました。

Divisionsで分割数(追加エッジ数)を設定することができます。

Divisionsは実行時にオプションで設定することもできます。

MAYA Bridge

File→New Sceneを実行して、新規シーンにしてください。

Create→Polygon Primitives→Torusを実行してください(pTorus1)

次の画のように、半分削除してください。

MAYA Delete Face

次の画のように、ボーダーエッジを選択してください。選択することができますか?

MAYA Select Edge

うまく選択できなかった場合は、以下の手順で選択してくださいね。

エッジ選択モードにしてください。

Wクリックして、1つ目のボーダーエッジを選択してください。

Shiftキーを押しながら、Wクリックして、2つ目のボーダーエッジを選択してください。

今度は、UI上部にあるメニューから実行しようと思います。

Edit Mesh→Bridge □を実行してオプションを表示してください。

Bridge typeがLinear pathに設定されています。

Linear pathは直線的にブリッジします。

Applyボタンを押して、実行してください。

MAYA Bridge

直線的にブリッジされました。

この場合は、あんまりいいモデルとは言えなさそうですね。

MAYA Bridge

Undo(zキー)を実行して、ブリッジを実行する前までもどってください。

オプションでBridge typeをSmooth pathに設定して実行してください。

MAYA Bridge

選択したエッジの向きを考慮して、スムースにブリッジされました。

と書きたいところなんですが、これはMAYA2016以前だと、次の画のようにうまくいくんですがー

MAYA Bridge

MAYA2017以降の場合は、次の画のようになってしまいます。

MAYA Bridge

MAYA2017以降では、以下のようにヒストリーのアトリビュートを編集してください。

Divisionsを5に、Direction(Source)を+に、Direction(Target)も+に設定してください。

MAYA Bridge

スムースにブリッジされました。

MAYA Bridge

Divisionsの文字の上でLMBでドラッグしてみてください。数値を編集することができます。

MAYA Bridge

Divisionsを20に設定してください。

エッジが20追加されて、よりなめらかにブリッジされました。

broken image

TaperやTwistの値も編集してみてください。

MAYA Bridge Taper Twist

注意!

ブリッジを実行する時は、向かい合うボーダーエッジを同じ数だけ選択してください。

ポリゴンを編集するメニュー⑪ まとめ

ボーダーエッジ間にポリゴンを作ってつなげるには

エッジを選択後、Shiftキー+RMBでマーキングメニューを表示して、Bridgeを実行してください。

または、以下のメニューを実行してください。

Edit Mesh→Bridge

オプションを表示して、Divisionsで分割数(追加エッジ数)を設定してください。

Linear path 直線的にブリッジします。

Smooth path スムースにブリッジします。

向かい合うエッジの数が同じならばブリッジすることができます。

MAYA2017以降では、Divisionsだけでなく、Direction(Source) とDirection(Target)の設定もしてください。

この章で学んだことを、他の人に教えることができますか?教えることができるなら大丈夫です。

もし、そうでない場合は、もう一度復習しておいてくださいね。

今回はここまでです。

よくがんばりました。

お疲れさまでした。

もし、もっとまとめて学習を進めたいという人は、ご相談ください。家庭教師や事務所での研修も受け付けておりますよ。