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MAYA初級講座 ベンドデフォーマ

3DCGソフトMAYAを勉強しはじめた初心者を応援するブログです

2018年2月8日

どうも秋山です。

あずきアイスもいいけど、最近はモンブランモナカアイスがうまいっす。

では、MAYAの学習を始めましょう!

後で他の人に教えるつもりで学習を進めていくと効果的ですよ。

Bendを使ってオブジェクトを曲げる

ベンドデフォーマってなんでしょうね?

ベンドは、英語で、Bendって書きますよ。曲げるって意味です。

デフォーマというのは、変形するものという意味ですね。

まずは、ノーヒントで、いじりながら使い方をさぐってみてください。

どうしていいかわからないかもしれませんが、わからないなりにいじってみてください。

以下のメニューをためしてみてください。失敗したっていいですよ。

Create Deformers→Nonlinear→Bend(MAYA2015以前)

Deform→Nonlinear→Bend(MAYA2016以降)

MAYA2016以降では、Nonlinearは2つあるので注意してください。上のほうのCreate欄のNonlinear→Bendを実行してくださいね。

オブジェクトモードだけでなく、コンポーネントモードでもためしてみてください。

ノーヒントって書きましたが、ヒントを上げましょう(笑) ヒントは次の3つの画像です。

Bendを実行すると、こんな感じになるんですね。

次の画は、MAYA2018のものです。MAYA2015以前では、ここはAnimationに設定してください。

次の画は、MAYA2018のものです。MAYA2015以前では、ここはCreate Deformers→Nonlinear→Bendという表示になっています。

できましたか?うまくできなくても気にしないでいいですよ。自分で類推しながら実験すればするほど学習効果が高いですよ。

では、解説していきますので、一緒にいじっていきましょう。

File→New Sceneを実行して、MAYAを新規シーンにしてください。

もし、Warningが表示されたら、Don’t Saveボタンを押してくださいね。

MAYAには、いろいろなデフォーマ(変形ツール)があります。

この章では、主にモデリングによく使うBendというデフォーマを学習しようと思います。

Bendを使うと、ハイポリゴンのオブジェクトでも、なめらかさを保ちながら曲げることができるんですね。

UI左上のメニューセットを以下のように設定してください。

Animation(MAYA2015以前)

Modeling(MAYA2016以降)

Create→Polygon Primitives→Cylinderを実行して、ポリゴンのシリンダーを作成してください(pCylinder1)

CBのINPUT欄にあるpolyCylinder1をクリックして、アトリビュートを表示してください。

Heightを20に設定してください。

Subdivisions Heightを50に設定してください。

次の画のようになりました。

pCylinder1をオブジェクトモードで選択してください。

以下のメニューを実行してください。

Create Deformers→Nonlinear→Bend □(MAYA2015以前)

Deform→Nonlinear→Bend □(MAYA2016以降)

MAYA2016以降では、Nonlinearは2つあるので注意してください。上のほうのCreate欄のNonlinear→Bend □を実行して、オプションを表示してください。

オプションのEdit→Reset Settingsを実行して、デフォルトの設定にしてください。

Createボタンを押してください。

tキーを押してください。

ベンドデフォーマが表示されました。

水色のマークが3つありますね。

Outlinerを表示してください。

Outlinerを見ると、bend1Handleが作成されています。

Bendの中央の水色マークをドラッグしてください。

pCylinder1を曲げることができました。曲がり具合は、次の画と違っていてもいいですよ。

残りの2つの水色のマークもドラッグしてみてください。

上下の曲がり具合を調節することができます。

pCylinder1を選択して、ヒストリーを削除してください。

Bendが消えて、変形を確定することができました。

ちがう場合も試してみようと思います。

Undo(zキー)を実行して、ヒストリーを消す前までもどってください。

Outlinerでbend1Handleを選択して、Deleteキーで削除してください。

元のまっすぐな状態にもどりました。

CBでRotate Zを90に設定してください。

polyCylinder1が横向きになりました。

Modify→Freeze Tranformationsを実行してください。

Transformノードの値がリセットされました。

pCylinder1を選択したままで、以下のメニューを実行してください。

Create Deformers→Nonlinear→Bend(MAYA2015以前)

Deform→Nonlinear→Bend(MAYA2016以降)

MAYA2016以降では、Nonlinearは2つあるので注意してください。上のほうのCreate欄のNonlinear→Bendを実行してください。

bend1Handleが作成されました。

Bendが垂直のままなので、オブジェクトに合わせて水平に配置しなければなりません。

bend1Handleを選択したまま、CBでRotateZを90に設定してください。

Outlinerでbend1Handleを選択してください。

tキーを押して、水色のマークを表示してください(もう表示されている場合もあります)

水色のマークをドラッグして、オブジェクトを曲げてみてください。

曲がり具合は、次の画と違っていてもいいですよ。

pCylinder1を選択してください。

CBのINPUT欄にあるbend1をクリックして、アトリビュートを表示してください。

Curvature、Low Bound、High Boundの値をいろいろな値に変更してみてください。

曲がり具合を数値入力で調整することができます。

ヒストリーを削除して変形を確定してください。曲がり具合は、次の画と違っていてもいいですよ。

いろいろなノンリニアデフォーマ

ノンリニア(Nonlinear)デフォーマは、Bendだけではありません。

MAYA Helpを起動して、他にどんなデフォーマがあるか確認してみてくださいね。

Bend、Flare、Sine、Squash、Twist

ベンドデフォーマ まとめ

Bendを使ってオブジェクトを曲げるには

Bendはオブジェクトを曲げるデフォーマです。以下のメニューを実行してください。

Create Deformers→Nonlinear→Bend(MAYA2015以前)

Deform→Nonlinear→Bend(MAYA2016以降)

MAYA2016以降では、Nonlinearは2つあるので注意してください。上のほうのCreate欄のNonlinear→Bend □を実行して、オプションを表示してください。

ベンドデフォーマの水色マークをドラッグしてください。

オブジェクトを曲げることができます。

ヒストリーを削除して、ベンドデフォーマによる変形を確定させてください。

デフォーマ自体をDeleteキーで削除すると変形が無効になってしまいます。

Bendは、オブジェクトを曲げたい方向を考えて配置してください。

tキーを押して、水色のマニピュレータを表示してください。 

ノンリニア(Nonlinear)デフォーマには、他にもいろいろなものがあります。

Bend、Flare、Sine、Squash、Twist

MAYA Helpを参照して、他のデフォーマーも自分で調べてみましょう!