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MAYA初級講座 ポリゴンを編集するメニュー⑩(Target Weld Tool②)

3DCGソフトMAYAを勉強しはじめた初心者を応援するブログです

2017年12月8日

どうも秋山です。

スケジュール管理はアナログでもっぱら無印のマンスリーノートに書いているんですが、来年はどうしようか迷います。せっかくiPhoneにしたんだしデジタルにしてみようかな。ためしてみよう。

では、MAYAの学習を始めましょう!

Target Weld Tool②(ボーダーエッジをくっつける)

Target Weld Toolを使用して、離れているバーテックスをドラッグしてくっつけることができるということは、既に学びました。

この章では、Target Weld Toolを使用して、ボーダーエッジをくっつけてみようと思います。

まずは、ノーヒントで、ボーダーエッジを連結できるのかためしてみてください。

Target Weld Toolへのアクセスの仕方を書いておきますね。

UI上部のメニューからアクセスしてください。

Mesh Tools→Target Weld Tool (MAYA2015)
Mesh Tools→Target Weld (MAYA2016以降)

MAYA2014では、ModelingToolkitウィンドウのTarget Weldボタンを押してください。

では、解説していきますので、一緒にいじっていきましょう。

後で他の人に教えるつもりで学習を進めてくださいね。

File→New Sceneを実行して、新規シーンにしてください。

Create→Polygon Primitives→Planeを実行してください(pPlane1)

次の画を参考にして、フェースを選択してください。

Deleteキーを押して、選択したフェースを削除してください。

離れてしまったボーダーエッジをくっつけようと思います。

エッジ選択モードにしてください。

バーテックスをくっつけた時と同様に、メニューからTarget Weldを実行してもいいのですが

今回は、マーキングメニューを使ってみようと思います。

Target Weldは、2段階で表示されるマーキングメニューです。

表示して実行するには、ちょっとコツが必要です。

次の画と以下の解説をよく読んで、しっかりやりとげてくださいね。

Shiftキーを押しながら、RMB(右マウスボタン)を押して、マーキングメニューを表示してください。

RMBを押しながらカーソルをMerge Collapse Edges>の位置までドラッグしてください。

そうすると、さらにメニューが表示されます。

これをサブメニューといいます。

Target Weld Toolを実行してください。

この手順は、MAYA2015と2016で有効です。

MAYA2014では、ModelingToolkitウィンドウのTarget Weldボタンを押してください。

うまくいかなかったら、何度でもやり直してください。

くっつけたいエッジのそばにカーソルを置いてください。

エッジが赤く強調表示されました。

くっつけたいと思うボーダーエッジからボーダーエッジへLMBでドラッグしてください。

エッジがくっつきました。

エッジが細い線になりました。

このことから、ボーダーではなくなった、つまりくっついたことがわかります。

今度は右から左へドラッグしてくっつけたいと思います。

もう一度、ボーダーエッジからボーダーエッジへLMBでドラッグしてください。

エッジがくっつきました。

他の場所もどんどんくっつけてしまいましょう。

次の画と同じ形にならなくてもいいです。

斜めになってもいいですし、やり直してもいいです。

Target Weldを終了してください。

終了方法は以下です。

MAYA2016以降では、qキーを押してください。

MAYA2015以前では、tキーの後、qキーを押して終了してください。

終了したら、オブジェクトモードで選択してください。

CBのINPUTS欄を確認してください。

ヒストリーがたくさんできています。

Edit→Delete by Type→History(Altキー+Shiftキー+dキー)を実行して、ヒストリーを削除してください。

ポリゴンを編集するメニュー⑩ まとめ

Target Weldを使用してボーダーエッジをくっつけるには

Mesh Tools→Target Weld Tool(MAYA2015)
Mesh Tools→Target Weld(MAYA2016以降)

を実行してください。

MAYA2014では、ModelingToolkitウィンドウのTarget Weldボタンを押してください。

くっつけたいと思うボーダーエッジからボーダーエッジへLMBでドラッグしてください。

この章で学んだことを、他の人に教えることができますか?教えることができるなら大丈夫です。

もし、そうでない場合は、もう一度復習しておいてくださいね。

今回はここまでです。

よくがんばりました。

お疲れさまでした。

もし、もっとまとめて学習を進めたいという人は、ご相談ください。家庭教師や事務所での研修も受け付けておりますよ。